大阪徘徊

大阪は都会である。そして私は基本的に都会はキライなのだ。従って、大阪をふらつくことは、私にとってある意味《修行》なのである。(^_^;)
人だらけの新大阪駅から、とりあえず地下鉄御堂筋線に乗車。地下鉄と見せて、たちまち外に出たと思ったら、窓から強烈な夏の日差しが降り注ぐ。冷房なんて関係なく暑い。…と思ったら、またいつの間にか地下にもぐっている。なんなんだ？大阪の地下鉄…？？？
中津、梅田、淀屋橋、等々、聞いたことのある地名が大阪っぽい…が、どこを走っているのやら実感はない。例えて言えば、ソウルの地下鉄に乗っている時と変わらない。(^_^;)
心斎橋でおりてみる。いや、降りてみるな〜んて言うのはカッコつけた言い方で、実は間違えて改札を出てしまったのだ。ここで他路線に乗り換えるつもりだったので、実は改札を出る必要はなかったのだが…。まぁ都会を歩いていると、こんな失敗はいくらでもしてしまう。(^_^;)
再び心斎橋から地下鉄に乗り、大阪ビジネスパーク駅で降りる。地上に出れば、目の前に大阪城が見えるハズ…と思ったのだか、どこにも無い。こんな時には、ホントウにスマートフォンがありがたい。自分の位置、向いている方向、目的地までのルート、乗り換え方法、観光ガイド、グルメガイド、何でもアリである。コレ無しでは、とても歩けない。まさにスマートフォン依存症である。(^_^;)

とりあえず天守閣に登る。外国人だらけ、特に中国語が目立つ。双方の国民90％が悪いイメージを持っているとかいう話だが、結構観光に来てるんだ。良いことだ。
天守閣内部の展示をマジメに見ていたら、結構時間がかかった。展望台からの眺めはなかなかで、秀吉になった気分で眺めるとさらに楽しい。(^O^)

さて、日頃ならどこまでだって歩いていくが、この暑さでは命の危険があるので、博物館系を攻めることにする。大阪城に隣接した（…と言っても徒歩15分）大阪歴史博物館を見学。まぁ、なるほどねぇ…という程度。

近くにあった地下鉄の駅から心斎橋に向かう。今度こそは意識して、心斎橋で降りてみる。(^_^;)
地上に出ると、御堂筋である。いやぁ、大阪らしい。オーヤンフィーフィーである。オオサカ〜アメフル〜ミドウスジ〜なのだ。（誰も知らないか…(^_^;) ）ココから難波に向かって歩くと、さらに大阪っぽい場所がいろいろあった。

なぜこの看板が有名なんだかわからないが、みんなこの前でグリコポーズで写真を撮っていた。この橋の下を流れているのが、いわゆる道頓堀であるらしい。阪神が勝つと飛び込んだりするんだろうか。

これまた有名な、カニ道楽の動くカニ。こっちはあまり写真を撮る人は多くないようだ。
この先に、食い倒れ人形がいたらしい店があったが、人形はなくなったんだよねぇ…。そういう情報には疎い。(^_^;)

法善寺の水かけ不動。いやぁ、素晴らしい。コケだらけ。それでも、不動明王であることが、持ち物と雰囲気でわかる。
法善寺横丁といえば、包丁一本〜晒しに巻いて〜なのだ。（誰も知らないか…(^_^;) ） 誰も知らないのが幸いしてか、周囲の喧騒に比較するとここは静か。こういう場所はイイ。庶民の信仰。(^O^)